編集長コラムvol.4 リーダーの5つの役割③~メンバーを把握する~
編集長の下田です。
毎日暑い日が続きますね。
今年は北海道でも観測史上初めての猛暑続きとのこと。すっかり日本の四季は変化してしまいました。
以前あるテレビ番組で観たのですが、日本各地の果物は、産地が北に変わってくるとのことでした。また、南の地方には南国の果物が栽培できるようになると。
私たちの身体も暑さに慣れるよう変化するのでしょうか。
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さて、前回は「リーダーの5つの役割」の2つ目「仕事の進捗状況を管理する」について詳細をお伝えしました。
✅ 方向性を示す
✅ 仕事の進捗状況を管理する
✅ 部下を把握する
✅ 模範となる
✅ 上司を補佐する
今回は、3つ目の「部下を把握する」です。
2つ目の「仕事の進捗状況を管理して」、順調にチームの仕事が進んでいたとしても、その仕事をしてくれているスタッフが疲弊していたり、しんどい思いをしているのであれば、順調に進んでいることも長続きしません。
また、順調に進んでいて特に問題ないと思っていても、実はスタッフは不満を抱えながら仕事をしていることもあります。
リーダーは、仕事の管理とスタッフの管理を並行して観ることが求められます。それが、「スタッフを把握する」ということです。
そこで、「把握する」という言葉を具体的な「行動」で解釈しておく必要があります。
「把握する」とは、
◎スタッフがどんな状況で仕事をしているのかを見に行く
◎スタッフの表情を見る
◎スタッフの声のトーンから様子を伺う
◎スタッフに声をかけて反応を見てみる
などが挙げられます。
上記の行動をとることによって、
✅ メンバーの体調管理ができている。
✅ メンバーの毎日の表情、声のトーンなど定点観察できている。
✅ メンバーの得意なこと、不得意なこと、好きな仕事と嫌いな仕事を知っている。
ことができ、スタッフが心身ともに健康で、楽しく仕事ができているのかを確認することができると思います。
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特に、仕事を頼むと快よく引き受けてくれるのですが、実はその仕事はあまり好きではない仕事だったりすることもあります。話す機会がある時に「いつもお願いしていて申し訳ないですね」、「得意と思ってお願いしている仕事ですが、もしかしてあまり好きではない仕事だったら教えてくださいね」など気持ちを聞いておくことも大切だと思います。
そして、「いつもありがとうございます」「いつも助かっています」という感謝のことばも添えておきたいものです。
「スタッフを把握する」は、スタッフがより前向きに仕事に向き合ってもらうようなリーダーの具体的な行動をとることです。
まずは、把握する行動がとれているのか、それに対して具体的なことばかけができているのか、振り返ってみてください。
次回は、4つ目の✅「模範となる」です。