編集長コラムvol.1 あなたの理想のリーダー像~完璧なリーダーじゃなくてもいい~
PTOTSTの皆さんのためのマネジメント情報サイト「セラピストリーダーズアカデミー」編集長の下田静香です。改めましてよろしくお願いいたします。
リーダーズアカデミーというからには、編集長がリーダーのことを語っていかなければ、伝えていかなければということから、毎月1回のコラムを執筆いたします。
楽~🎵にお読みいただけるよう、サクサクっと読めるボリュームでアップしたします。
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さて、リーダー向けの研修をするとき、最初に受講者の皆さんに伺うことがあります。
「あなたにとって理想のリーダーとはどんな人ですか」
といって、漠然としていますので、次のような問いかけをしています。
「これまで仕事をしてきた中で、先輩や上司を思い出してみてください」
✅ ○○をしてくれたいい上司、先輩だった
✅ ○○ができるいい上司、先輩だった
この2つのことで、思い浮かべられることがきっとあるはずです。
例えば、これまで研修でいただいたご意見です。
○ 何事も責任をとってくれる
○ とりあえず、話を聞いてくれる
○ 相手によって態度を変えない
○ ほめることと注意することのメリハリがある
○ 課題を指摘して、方向を示してくれる
などなど、素敵なことばがたくさん返ってきます。まだまだたくさんありました。
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私は、リーダーや管理職は完璧である必要はないと思っています。いつも100点満点なリーダーや管理職でなくてもよいと思っています。
できないこと、不得意なことをメンバーや部下に言えることのほうが、よっぽど人間味のあるリーダーや管理職なのではないかと思うのです。
となると、リーダーは、「ここが強み」、「ここがいいところ」を持つことの方が大切なのではないでしょうか。
先ほどの問いかけで、リーダーの皆さんが発した「○○をしてくれた先輩、上司」「○○ができる先輩、上司」こそが、理想と思ったリーダーの「強み」や「いいところ」なのです。
そして、例えば、「何事も責任をとってくれる」と答えたリーダーは、先輩や上司に対して、「責任をとってくれる」ことに共感、感銘を受け、そう答えたわけですから、ご自身もそれを大事にしていることに他ならないのです。
リーダーは、自分の強みをしっかりと持っているのか…そこから振り返ってみてはいかがでしょうか。
それを明らかにするのは、2つの問いかけですよ☆
✅ ○○をしてくれたいい上司、先輩だった
✅ ○○ができるいい上司、先輩だった